病院指標(DPC指標)について

病院指標(DPC指標)について

厚生労働省より提示されている医療機関ホームページガイドラインを遵守しております。
医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)


病院指標とは

病院の様々な機能や診療の状況などを具体的に数値化し示したものです。病院指標を評価、分析することによって医療の質の向上を図っていきます。
市民の皆様や医療関係者の方々へ情報公開することで、当院の特徴や現在の急性期医療について、より理解を深めて頂くことを目的としています。

DPCとは

急性期入院医療を対象とした1日あたりの定額点数から入院医療費を計算する制度です。
詳しくはこちらをご覧ください。


令和4年度 北光記念病院 病院指標

年齢階級別退院患者数
  

循環器カテーテル検査・治療


【解説】
入院時の年齢を10歳刻みでカウントした数です。100歳以上は90代の区分にまとめられております。当院では70歳代の患者比率が全体の30.80%と最も多く、60歳代以上の割合が全体の77.75%を占めております。

▲ページの先頭へ戻る

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  

循環器内科
DPCコード
DPC名称
患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
DPCコード DPC名称
050070XX01X0XX
頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術
患者数327 平均在院日数(自院)5.93 平均在院日数(全国)4.65 転院率0.61% 平均年齢66.13
DPCコード DPC名称
050210XX97000X
徐脈性不整脈 デバイス(ペースメーカー、埋込型除細動器等)移植術および交換術
患者数116 平均在院日数(自院)12.87 平均在院日数(全国)9.89 転院率0.00% 平均年齢77.70
DPCコード DPC名称
050050XX9920X0
狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査+血管内超音波検査等実施
患者数76 平均在院日数(自院)3.12 平均在院日数(全国)3.22 転院率0.00% 平均年齢68.76
DPCコード DPC名称
050050XX0200XX
狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等
患者数66 平均在院日数(自院)5.89 平均在院日数(全国)4.25 転院率0.00% 平均年齢68.73
DPCコード DPC名称
050050XX9910X0
狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査
患者数58 平均在院日数(自院)3.07 平均在院日数(全国)3.04 転院率0.00% 平均年齢69.60

【解説】
当院で最も多い症例は、頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術の入院です。次いで多いのが不整脈に対するペースメーカー植え込み術や交換術、狭心症などの虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査目的の入院、虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈形成術といった治療目的の入院、虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査目的の入院は、手技によってDPC(診断群分類)が分かれております。平均在院日数(※)は全国より多少長めとなっております。

【平均在院日数について】
集計期間内には地域包括ケア病棟退院分が含まれております。こちらの病棟は、急性期の治療が終了し症状が安定したものの、すぐに自宅や施設等で療養に移行することに不安がある患者様に対し、在宅復帰に向けて医療管理、診療、看護、リハビリを行うことを目的とした病棟です。急性期病棟では症状が安定すると早期に退院していただく必要がありますが、地域包括ケア病棟では患者様が安心してスムーズに在宅に復帰できるようサポートを行っております。このため、急性期治療終了後、地域包括ケア病棟へ転棟となるケースがあり、当院の平均在院日数は全国に比べ長くなる傾向があります。

▲ページの先頭へ戻る

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  


Stage 再発 病期分類基準(※) 版数
I II III IV 不明
胃癌 StageI
-
StageII
-
StageIII
-
StageIV
-
Stage不明
-
再発- 病期分類基準(※)- 版数-
大腸癌 StageI
-
StageII
-
StageIII
-
StageIV
-
Stage不明
-
再発- 病期分類基準(※)- 版数-
乳癌 StageI
-
StageII
-
StageIII
-
StageIV
-
Stage不明
-
再発- 病期分類基準(※)- 版数-
肺癌 StageI
-
StageII
-
StageIII
-
StageIV
-
Stage不明
-
再発- 病期分類基準(※)- 版数-
肝癌 StageI
-
StageII
-
StageIII
-
StageIV
-
Stage不明
-
再発- 病期分類基準(※)- 版数-

※1:UICC TNM分類、2:癌取扱い規約

【解説】
厚生労働省指定の指標の定義に則り、患者個人の特定を防ぐ目的により、患者数10件未満に関してはハイフン(-)表示となっております。

▲ページの先頭へ戻る

成人市中肺炎の重症度別患者数等
  


患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 患者数- 平均在院日数- 平均年齢-
中等症 患者数- 平均在院日数- 平均年齢-
重症 患者数- 平均在院日数- 平均年齢-
超重症 患者数- 平均在院日数- 平均年齢-
不明 患者数- 平均在院日数- 平均年齢-

【解説】
この指標は、成人市中肺炎を身体所見,年齢による肺炎の重症度分類(A-DROPシステム)により分類化した指標となります。 厚生労働省指定の指標の定義に則り、患者個人の特定を防ぐ目的により、患者数10件未満に関してはハイフン(-)表示となっております。

▲ページの先頭へ戻る

脳梗塞の患者数等
  


発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
発症日から3日以内 患者数
-
平均在院日数
-
平均年齢
-
転院率
-
発症日からその他 患者数
-
平均在院日数
-
平均年齢
-
転院率
-

【解説】
厚生労働省指定の指標の定義に則り、患者個人の特定を防ぐ目的により、患者数10件未満に関してはハイフン(-)表示となっております。

▲ページの先頭へ戻る

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  

循環器内科
Kコード・名称 患者数 平均術前
日数
平均術後
日数
転院率 平均
年齢
Kコード・名称
K5951
経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの)
患者数281 平均術前日数2.14 平均術後日数4.35 転院率0.71% 平均年齢68.49
Kコード・名称
K5952
経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他のもの)
患者数67 平均術前日数1.91 平均術後日数3.28 転院率0.00% 平均年齢59.55
Kコード・名称
K597-2
ペースメーカー交換術
患者数62 平均術前日数1.60 平均術後日数9.24 転院率0.00% 平均年齢82.00
Kコード・名称
K599-22
植込型除細動器交換術(その他のもの)
患者数34 平均術前日数1.50 平均術後日数9.09 転院率0.00% 平均年齢63.94
Kコード・名称
K5972
ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合)
患者数33 平均術前日数3.27 平均術後日数13.91 転院率0.00% 平均年齢77.09

【解説】
こちらの指標は、入院中に実施した手術のうち、主たる手術を抜粋し指標化したものとなっております。

「経皮的カテーテル心筋焼灼術」
 当院で最も多い手術であり、手技によって手術コードと名称が分けられております。入院2日目での治療が多いです。平均術後日数に関してはおおよそ4〜5日前後となっております。一部地域包括ケア病棟へ転棟等により平均在院在院日数が長くなるケースがあります。
「ペースメーカー移植術」
 ペースメーカー移植術に関しては、手技などによってコードが分けられております。新規植え込みや交換術でもコードが分かれます。予定入院での入院1-2日前後で手術実施するケースが最も多く、なかには入院後検査等を行ってから植え込みに至るケースもあり、それらを平均すると術前平均は上記のようになっております。

▲ページの先頭へ戻る

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
  


DPC・傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100
播種性血管内凝固症候群
DPC・傷病名130100 播種性血管内凝固症候群 入院契機 同一 症例数- 発生率-
入院契機 異なる 症例数- 発生率-
180010
敗血症
DPC・傷病名180010 敗血症 入院契機 同一 症例数- 発生率-
入院契機 異なる 症例数- 発生率-
180035
その他の真菌感染症
DPC・傷病名180035 その他の真菌感染症 入院契機 同一 症例数- 発生率-
入院契機 異なる 症例数- 発生率-
180040
手術・処置等の合併症
DPC・傷病名180040 手術・処置等の合併症 入院契機 同一 症例数14 発生率1.31
入院契機 異なる 症例数- 発生率-

【解説】
厚生労働省指定の指標の定義に則り、患者個人の特定を防ぐ目的により、患者数10件未満に関してはハイフン(-)表示となっております。

DPCの診断群分類において、「手術・処置等の合併症」には様々な病名が含まれます。 当院で件数が多いものは透析シャントに係る病名であり、他院で維持透析を実施している患者様のシャント閉塞に対する手術目的で入院となるケースが多いです。
また、ペースメーカー感染症もここに含まれております。

▲ページの先頭へ戻る