入院費の精算

DPC/PDPSについてのQ&A

Q1 DPC/PDPSとは?

DPC:Diagnosis Procedure Combination … 診断群分類
PDPS:Per Diem Payment System … 1日当たりの定額支払制度
※診断群分類に基づく1日当たり定額報酬算定を意味します。


Q2 どのような病院がDPC/PDPSの対象ですか?

国の意向である医療の標準化・透明化・質向上・医療費の適正化に向けて、適切なデータを2年間国へ提出し、準備期間を経て基準を満たした病院が厚生労働大臣に届け出、認可を受けた病院が対象です。
平成26年度では1,585施設が対象となっており、全国の一般急性期病床の約55%を占めております。


Q3 医療費の支払い方法はどう変わりますか?

一部負担金の支払い方法については、従来の方法と基本的には変わりません。 ただし入院後患者様の病状や治療内容によっては、入院当初に確定したDPC/PDPSと異なってしまうことがあるため、一部請求額が変更となり退院時等に差額調整を行う場合があります。
また、高額療養費制度の取り扱いと食事療養費は従来の通り変更ありません。


Q4 すべての入院患者様がこの制度の対象となりますか?

約1,600種類の診断群分類から患者様の病気や診療内容に対応した場合、DPC/PDPS制度に応じて計算致しますが、診断群分類に該当しない場合は、従来の出来高制度にて計算致します。